私が「きちがい」で「変な親」な理由(その1)


正月2日にあっちで触れたことを補足的に少し書いておく事にしよう(参照)。息子とも、少し話したことですし。

私は、変な人なのです。言えば言うほど変な人になるのです。始めは、自分の価値観を人に押し付けるつもりは更々無いのですが、あれ?違うのかなと感じると、いつの間にか熱く語ってしまったり。でも、もうこれも終わりにしたいです。諦めというより、変な人のままでいくというか。で、語る必要はないのでしないというか。
 

強いて語るつもりは全くないです。価値観は、私の人生観、生き方としての自分のことですから、伝えるには及びません。
でも、

それから、このような変な親の子どもは、外で凄く苦労していると思っています。そこら辺が、なんとも胸の痛いところですが、成長して我が子が自分の価値観の尺度として、親の姿を「反面教師」にしてくれてもいいのです。親からの影響を受ける雛(ひよこ)でいつまでもいるわけではありませんので、自分らしく生きていいんだよというメッセージを添えます。

 
この親にして、この子が育つという普遍的な事でもあり、親が変な人で、そういう育て方をすると子どもは矢面に立っているのですから、たまったものではありません。
 
例えば携帯電話の契約内容の話で、
うちの息子達との約束事で、毎月¥5000で押さえるようにと言い渡してあります。ここが既に変な親なんですね(今は皆パケ放題ですし。)
中学を卒業したばかりの息子にとって、¥5000という金額自体が大金です。始めて携帯を手にする息子には、月額使用料金としての¥5000が、一体どの程度の通話やメールの対価になるのか検討がつかない訳です。
ですからここがスタートラインで、親としては金銭感覚や計画性、高校生として節制すべき部分を学習してほしいのです。
この事は、大人になると直ぐに直面する経済感覚として備えておくべきものです。
自分の生活を経営していかなくてはならない日が直ぐそこまできています。
持っているお金と使ったお金の引算ですが、これは大人でも破綻する人が多い中・・というか、学習不足で大人になって、手痛い目に合ったのが40歳という人もいるわけです。
また、誤魔化しがばれて、大金持ちのトップだった人が、地獄へ落ちる人生劇もよくみます。
いくつになっても学習の毎日だとは思いますが、せめて親が養育している間に、数多くチャレンジして、チャレンジした分、失敗もして、自分自信を知って欲しいと願っています。
でも、この時期には難しいです。
子どもから反発されますし、親子で嫌な空気にもなります。
また、いやにおとなしく受け入れたな、などと少し安心させるような振りをして、裏で嘘や誤魔化しもします。
その尻尾をつかんだ日には、ヒヤッとすると同時に、激怒となって、私よりも大きな息子に飛びついて殴った事もあります。
全く後悔などしていませんがね。私を本気にさせる事態が起こっただけです。
こんなことなら、いっそのことfreeにするかー。と、契約を変更して、気楽な親にもなりたいです。
これは我が家の話で、自己管理が出来ない息子とその親の話です。
育てる為の教育費なんだ、月謝なんだと言い聞かせても、内心は「今月こそは、この線をクリヤーしてよ〜〜」と叫んでいたりします。
一口に社会学習といっても、道のりは長いです。
すっかり親の保護や養育を必要としなくなるまで、親は子が飽くまで資するものです。
このようなことを言う親は、今は変な親なんです。